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<リオ五輪>卓球福原 嫌な流れ断つ貫禄勝ち

女子シングルス3回戦 ルーマニア選手と対戦する福原

 リオデジャネイロ五輪の第3日の7日、卓球男女シングルスが行われ、女子で4大会連続出場の福原愛(ANA、仙台市出身)が初戦の3回戦でモンテイロドデアン(ルーマニア)に4−0でストレート勝ちし、4回戦に進んだ。第1ゲームからサーブやバックハンドの攻撃がさえ、相手を寄せつけなかった。
 第4シードの石川佳純(全農)が初戦で姿を消す波乱があった卓球女子シングルス。主将の福原が、日本勢にとって嫌な流れを断ち切った。初戦の3回戦で登場し、ルーマニアの選手にストレート勝ち。「特別な舞台で緊張する中、勝てたのは自信になった」。ひとまず、ほっとした表情を浮かべた。
 「4年間、(石川)佳純ちゃんがどれだけ頑張ったか、ライバルとして一番近くで見てきた。私も悔しい」。敗退した石川の話になると、若干瞳が潤んだ。
 「2人とも初戦で負けるわけにはいかない。より気を引き締めた」。コートに立つと、相手を威嚇するように「サー」の声が響き渡る。隙を見せず、相手を寄せ付けない。程よい緊張感を保ち、軽快なフットワークが随所に光った。
 「天才卓球少女」の印象が強いが、豊富な練習量が息の長い競技生活を支えている。「この1カ月間、限界を超えるまで練習ができた」。故障や体調不良を乗り越え、4年に一度の勝負どころにピークを合わせてきたのだからさすがだ。
 4大会連続で4回戦進出。五輪で勝つ難しさを誰よりも知るだけに、簡単に負けるわけにはいかない。(リオデジャネイロ・剣持雄治)


2016年08月09日火曜日


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