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手のひらでヒマワリ 被災地に笑顔咲く

完成したヒマワリの絵に笑顔を見せる児童たち

 東日本大震災の被災地の子どもたちを元気づけようと、神戸市で造形絵画教室を主宰する中嶋洋子さん(64)が9日、宮城県気仙沼市の気仙沼小(児童280人)を訪れ、子どもたちとヒマワリの絵を描いた。
 1〜6年の児童約200人が参加。体育館に並べた縦1.2メートル、横10メートルのロール紙6枚にクレヨンで茎や葉を描き、手のひらに黄色とだいだい色の絵の具を塗って手形の花びらを完成させた。大輪のヒマワリ畑に、子どもたちの笑みがはじけた。
 中嶋さんは、1995年の阪神大震災で教え子2人が犠牲になった。東日本大震災後は岩手、宮城、福島3県の小中学校を訪れ、神戸で復興の象徴となったヒマワリや桜を描くワークショップを開いている。
 今回の訪問が60校目となった中嶋さんは「ヒマワリを描くことで子どもに命の尊さを感じてほしい」と呼び掛けた。6年の高橋倖一君(11)は「命の大切さを忘れず、震災で亡くなった人のことを思って生きていきたい」と中嶋さんの思いを受け止めていた。


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2016年08月10日水曜日


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