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被災地再生 高校生の視点で切り取る

再建後のJR女川駅舎をテーマにした中村さんの作品=2015年4月撮影

 東日本大震災の津波で被害を受けた宮城県沿岸部の復興に向かう様子を撮影している東松島市大曲、仙台育英高2年中村綾杜(りょうと)さん(16)の写真展「写真で伝える被災地」が、震災から5年5カ月となる11日、仙台市青葉区のエル・パーク仙台で開かれる。
 テーマは「東松島市」「ブルーインパルス」「石巻・女川」「JR仙石線」の四つ。A4判で各テーマ9枚、計36枚を展示する。
 新たに完成した東松島市の防波堤や、同市の航空自衛隊松島基地所属の曲技飛行隊「ブルーインパルス」の演技、移転再建された女川町のJR女川駅舎、JR仙石線の仮復旧の際に走ったディーゼル車などを独自の視点で捉えた。
 震災時、中村さんは小学5年生。東松島市大曲の自宅が津波で浸水した。父からカメラを譲り受けたのを機に写真に興味を持ち、2011年9月から被災地の撮影を始めた。これまで約350枚をフェイスブックや地元での企画展などで発表してきた。
 中村さんは「復興途上の被災地を知ってもらうきっかけになればと思う。見る人が笑顔になるような写真を集めた」と話す。
 時間は午前10時〜午後5時。入場料300円。午後1時と3時に中村さんのトークイベントもある。連絡先は中村さん070(6951)0693。


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2016年08月10日水曜日


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