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<甲子園>強豪相手に東北敗退 健闘たたえる

一塁側スタンドで声援を送る東北の応援団

 兵庫県西宮市の甲子園球場で9日に行われた第98回全国高校野球選手権大会第3日の1回戦で、宮城代表の東北は横浜(神奈川)に1−7で敗れ、7年ぶりに出場した夏の甲子園で勝利はつかめなかった。
 一塁側スタンドには生徒や保護者、OBら約800人が詰め掛けた。8強入りした2005年に投手として出場した坂本良太さん(29)は当時のチームメートと観戦し「ずっと出られず寂しかったので、うれしい」と母校の出場を喜んだ。
 試合は三回までに4点先行を許す苦しい展開。しかし、三回の攻撃で笹沼匠選手の中前適時打で1点を返した。父の功さん(42)は「試合を重ねるごとに勝負強くなった。これまでの努力が実った一本だと思う」と活躍に目を細めた。
 先発した主戦渡辺法聖投手は相手の強力打線の前に七回までに計7失点。兄たちが見守り、隼門さん(29)は「調子は悪くないと思うが、相手が強い」、晴仁さん(25)は「いつも通り投げている」と話した。
 坂本さんは「何があるか分からない。最後まで頑張ってほしい」と勝利を祈ったが、相手投手を攻略することはできなかった。それでも試合後、スタンドに向かってあいさつするナインに、応援団は健闘をたたえる温かい拍手を送った。

 ▽1回戦
横 浜103101100=7
東 北001000000=1


2016年08月10日水曜日


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