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<震災5年5カ月>不明者悼む 釜石で法要

安置された身元不明の遺骨(左奥)に祈りをささげた法要

 日本大震災で犠牲になった身元不明者を供養する法要が9日、岩手県釜石市の仙寿院で営まれた。市内で見つかり、安置されている遺骨6柱、部分遺骨3柱が祭壇に並べられ、野田武則市長らが冥福を祈った。
 震災当時、遺体の搬送や安置に携わった市職員ら約40人が参列。読経が響く中、手を合わせた。
 市によると、これまで市が取り扱った身元不明の遺体のうち、167人の身元が判明している。
 震災で夫を亡くし、親戚3人が行方不明となっている同市の狐鼻(きつねはな)利智子さん(71)は「違うとは分かっていても、この遺骨の中に親戚がいたらどんなによかったかと考えてしまう。なんとか見つかってほしい」と話した。


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2016年08月10日水曜日


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