福島のニュース

<原発ADR>浪江の住民追加賠償申し立て

 東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域となった福島県浪江町津島地区の住民127人は9日、耕作できなくなった田畑など住宅、宅地を除く不動産の追加賠償を求め、原子力損害賠償紛争解決センターに和解仲介手続き(ADR)を申し立てた。
 住民側は1平方メートル当たりの賠償額として水田1500円、畑・牧草地1000円に設定。東電の示した基準は大きく下回っているとして差額分を追加請求する。請求総額は支払い済みを含め約44億6000万円。
 順次、追加で申し立てを行い、今年中に計約840人が参加する見込み。農機具や自動車など動産に関する追加賠償の申し立ても検討している。
 津島地区の住民は国と東電を相手に、精神的賠償の増額や除染による原状回復を求める訴訟を福島地裁郡山支部に起こしている。既に弁論が始まっており、来年5月までに700人以上が原告になる見通し。


2016年08月10日水曜日


先頭に戻る