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<仙台文学館>新カフェ「ひざしの杜」好評

「幅広い世代に利用してほしい」と話す森店長(左)と浜田さん

 仙台市青葉区の仙台文学館にカフェ「ひざしの杜」がオープンし、企画展に合わせた特別メニューを提供している。同館では長く、文学者ゆかりの料理を出すレストラン「杜の小径(こみち)」が人気を集めたが、惜しまれつつ今年4月上旬に閉店。「ひざしの杜」は後継店として、独自のアイデアでさらなる魅力発信を目指す。

 現在販売中の特製デザートは、絵本原画展「西巻茅子(かやこ)の世界」にちなんだ「アイス&ケーキのうさちゃんクレープ」(ドリンク付き700円)。
 西巻さんの代表作「わたしのワンピース」を題材に、ウサギの顔をかたどったクッキーと、ワンピースに見立てたクレープの上に2種類のアイスクリームなどをあしらった。
 「ひざしの杜」は、市の公募で選定された葬祭業の清月記(仙台市)が4月下旬から運営している。特別メニューは浜田真緒さん(26)ら店のスタッフが企画展の資料を参考に原案を練り、同社の飲食事業部門が商品化。浜田さんは「かわいい絵本の世界をイメージした。お子さん連れに好評です」と売り込む。
 今後も前店舗の「杜の小径」同様、企画展ごとに特別メニューを考案する。ほかに定番メニューとして週替わりランチ(1000円)やピザ(600〜650円)、カレー(800円)などがある。
 森玄樹店長(27)は「前店舗からの常連客を大切にしながら、文学館をよく知らない若い世代も立ち寄りたくなる店づくりをしたい」と語る。文学館学芸員の渡部直子さん(45)は「カフェで甘い物を楽しんだり一息入れたり気軽に足を運んでもらい、施設に親しみを感じるきっかけになるといい」と話す。
 連絡先はひざしの杜022(219)1341。


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2016年08月11日木曜日


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