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<国道398号線>移転団地結ぶ復興道路開通

復興道路の完成を祝いテープカットする関係者

 東日本大震災で被災した南三陸町戸倉の国道398号のうち、県が整備を進めていた戸倉、波伝谷の両復興道路が10日開通した。現地で式典があり、出席した地域住民や関係者約100人が防災集団移転団地をつなぐ道路の完成を祝った。
 戸倉復興道路は延長約2キロ。沿道に昨年再建された戸倉小や集団移転団地があり、海抜約50メートルの高台を通る。延長約1.5キロの波伝谷復興道路は波伝谷、松崎両地区の集団移転団地を結び、海抜は約20メートル。両道路とも片側1車線で歩道を設けた。
 式典では戸倉小の6年生が伝統芸能の行山流水戸辺鹿子躍を披露。住民らが手旗を振り、新しい道路を走る車を見送った。佐藤仁町長は「戸倉は町内でも最も被害が大きかった。ばらばらになったコミュニティーをつなぐ道路にしたい」と話した。
 両道路は県が2014年に着工し、総事業費計約45億円は復興交付金で賄った。県は被災した沿岸10市町の37カ所で復興道路を整備し、戸倉、波伝谷を含め4地区が完成した。


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2016年08月11日木曜日


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