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<インターハイ>カヌー男子 谷地3種目V

カヌー男子スプリント・カヤック500メートルで3種目となるフォア優勝を飾り、声援に応える谷地の選手たち

 第14日は10日、岩国市の中山湖特設カヌー競技場などで4競技が行われ、谷地(山形)がカヌー男子で3種目を制した。アーチェリー団体の男子は三本木農(青森)が29年ぶり3度目、女子は浜松商(静岡)が4年ぶり3度目の頂点に立った。
 新体操個人の女子は亀井理恵子(東京・駒場)が31.150点で初制覇、男子は安藤梨友(岐阜・済美)が36.750点で一昨年以来の優勝を果たした。

◎パワーに磨き総合優勝へ自信
 圧倒的な強さだった。カヌー男子スプリント・カヤック500メートルで、谷地(山形)が全3種目を制覇。層の厚さを見せつけ、佐藤監督も「一人だけでなく全員が活躍できて良かった」と満足そうだ。
 まずはシングルで菊池が弾みをつけた。向かい風をものともせず、素早いパドルの回転で終盤にスピードを上げ、2位に約0秒5差の接戦を制した。「自分が勢いを出そうと、全力を出し切った」と菊池。
 エースの奮闘に続くペアの縄、木村も「自分たちも優勝する」(縄)と燃えた。2位に1秒以上の差をつけてゴールし、勢いをつなげた。ジュニア日本代表の菊池、縄を含むフォアは「無敵艦隊」と自称するチーム。息の合った動きで2位に約3秒の大差で勝ち、パドルを頭上に掲げて喜びを表した。
 男子は2014年、学校対抗得点で争う総合優勝を初めて飾ったが、連覇を狙った昨年は2位。「先輩に続けず悔しかった」と縄。昨春就任したOGの佐藤監督は体力面が原因とみて、冬場に厳しい筋力トレーニングを課した。それぞれが限界まで追い込んで鍛え上げた肉体は、力強いパドルさばきとスタミナを生んだ。
 11、12日の200メートルの結果で総合優勝が決まる。縄は「それだけの練習をしてきた。自信しかない」と言い切った。(原口靖志)


<カヌー>
(岩国市中山湖特設カヌー競技場) 
【男子】
 ▽スプリント・カヤックシングル(500メートル)決勝 (1)菊池憲斗(山形・谷地)1分54秒418(9)橋沼(宮城・登米)2分0秒736
 ▽スプリント・カヤックペア(500メートル)決勝 (1)谷地(山形=縄、木村)1分45秒491(5)中新田(宮城)1分49秒245
 ▽スプリント・カヤックフォア(500メートル)決勝 (1)谷地(山形=菊池、縄、木村、鈴木)1分38秒149(5)中新田(宮城)1分41秒849
 ▽スプリント・カナディアンシングル(500メートル)決勝 (1)八角周平(千葉・佐原)2分11秒654(3)志田(山形・寒河江)2分14秒164(5)下屋敷(岩手・不来方)2分15秒678(7)日野(宮城・石巻商)2分17秒054
 ▽スプリント・カナディアンペア(500メートル)決勝 (1)杜若(愛知=品田、森)2分1秒252(7)谷地(山形)2分4秒887
 ▽スプリント・カナディアンフォア(500メートル)決勝 (1)宮崎大宮(石川、溝口、阪元、矢括)1分50秒479(7)不来方(岩手)1分53秒067(9)谷地(山形)1分54秒363
 【女子】
 ▽スプリント・カヤックシングル(500メートル)決勝 (1)ペトラン・ファンニ(福井工大福井)2分11秒091(3)増川(山形・寒河江)2分19秒063(5)中前(岩手・不来方)2分21秒029(8)加藤(宮城・登米)2分22秒128
 ▽スプリント・カヤックペア(500メートル)決勝 (1)水橋(富山=浦田、中田)2分6秒418(2)谷地(山形)2分7秒844(5)不来方(岩手)2分10秒354(9)登米(宮城)2分14秒640
 ▽スプリント・カヤックフォア(500メートル)決勝 (1)谷地(山形=吉見、大川、佐藤、中村)1分53秒929(2)不来方(岩手)1分56秒678(7)登米(宮城)2分2秒075


2016年08月11日木曜日


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