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防災リーダーの役割は 高校生が世界サミット

高校生が防災などをテーマに意見を発表したサミット

 国内外の高校生が東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興や防災などを話し合う「ハイスクール世界サミットin福島」が8〜10日、福島県いわき市で開かれた。
 東北6県を含む全国31校の72人、ベラルーシなど海外7カ国の14人が参加。8日に原発事故の避難区域などを視察。9日は「防災リーダー」「地域と世界の架け橋」をテーマにグループで議論した。
 10日のフォーラムでは各グループが議論の結果を発表。「防災リーダー」では「関連死をなくすため、心のケアなど高校生だからできることがある」「風化を防ぎ、正しい情報を発信するのもリーダーの役割」などと意見を述べた。「架け橋」では地域資源を生かした観光プランを披露した。安倍昭恵首相夫人らが加わる全体討論もあった。
 多賀城高(多賀城市)災害科学科1年の百々(どど)正晶さん(15)は「除染廃棄物の袋や立ち入り禁止のバリケードに衝撃を受けた。『福島は人が住めなくて危険』という間違ったイメージを持っていたことを恥ずかしく感じた。この経験を伝えたい」と話した。
 NPO法人ハッピーロードネット(福島県広野町)などでつくる「未来のまちづくり・みちづくりフォーラム実行委員会」の主催で昨年に続き2回目。


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2016年08月11日木曜日


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