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<石巻市立病院>被災者支える新病棟や設備

待望の再開を前に内覧会で新病院の設備を見学する市民ら

 東日本大震災で被災しJR石巻駅前に移転新築された石巻市立病院(宮城県石巻市)で11日、市民を対象とした初の内覧会があり、高齢者ら約1700人が新しい病棟や医療設備を見学した。9月1日に開院する。
 内覧会では伊勢秀雄病院長が「皆さまの病院なのでゆっくり見てほしい」とあいさつ。見学者は全室個室の緩和ケア病棟やさまざまな器具をそろえたリハビリテーション室などを見て回った。
 訪れた市民らは磁気共鳴画像装置(MRI)やコンピューター断層撮影装置(CT)などの医療設備をガラス越しに見学。病棟にはトイレや風呂を完備する個室もあり、入院費用などを看護師に尋ねる人もいた。
 姉妹で訪れた市内の上遠野礼子さん(84)と千葉仁子さん(82)は「明るくて素晴らしかった。復興が進んだようでうれしい」と話した。
 新病院は7階建て。1階が駐車場、2階が外来診療や検査室、3階に化学療法室やリハビリ室があり、4階に手術室を3室設けた。5〜7階は入院病棟で病床数は180。7階は緩和ケアの専用病棟として家族控室や介助浴室も備えた。


2016年08月12日金曜日


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