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<リオ五輪>水谷 追い上げ及ばず

男子シングルス準決勝 中国の馬龍に2−4で敗れた水谷

 リオデジャネイロ五輪第6日、卓球男子シングルス準決勝では、3大会連続出場の第4シード、水谷隼(ビーコン・ラボ、青森山田高−明大出)は昨年の世界選手権王者の第1シード、馬龍(中国)に2−4で敗れた。11日夜(日本時間12日午前8時半)の3位決定戦で日本男子初のメダル獲得を目指し、サムソノフ(ベラルーシ)と戦う。
 水谷は相手の強打に押され、3ゲームを連取された。第4、第5ゲームを奪い返したが、最後は力負けした。
 過去12戦で未勝利だった世界王者を苦しめた。卓球男子シングルスで、水谷が馬龍に2−4で敗れ、初の決勝進出を逃した。「出足が本当に悪かった。0−3になった時点でかなり厳しいと感じたが、最後まで諦めず、接戦ができて良かった。(3位決定戦は)絶対に勝ってメダルを持ち帰りたい」と敗戦の弁を語った。
 「自分が倒したい、彼を超えないと五輪のメダルはないと思って練習してきた」。全く歯が立たなかった展開から一転、第4ゲームに見せ場がやってきた。
 分が悪かったラリー合戦でポイントを重ね、左右に揺さぶられてもここ一番での踏ん張りではね返す。王者の額からしたたる汗が日本のエースの意地を物語っていた。
 「プレッシャーをかけないと絶対に勝てない」と序盤からミスを恐れないプレーで立ち向かい、多彩なサービスに力強いフォアハンドで出し惜しみをしなかった。
 結果だけ見れば、大国のエースのパワーとスピードに屈した格好だが、最後のメダルを懸けた3位決定戦に向け、自信を深めたのは間違いない。
 「負けてもともと」で臨んだ準決勝。覚悟の上での戦いだった。「もう一度チャンスがある。やれるでしょう」。史上初の快挙に向け、サウスポーには確かな勝算がある。(リオデジャネイロ・剣持雄治)


2016年08月12日金曜日


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