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<震災5年5カ月>鎮魂の花火 被災地照らす

追悼と復興への願いを込めて漁港を彩った花火=11日午後7時ごろ、石巻市雄勝町大須

 東日本大震災から5年5カ月となった11日、震災犠牲者を悼み、復興を願う花火大会「ライト・アップ・ニッポン」(実行委主催)が、岩手、宮城、福島の被災3県などの13カ所であった。約1万5000発が、今年4月の熊本地震被災地の西原村を含む各地の夜空を焦がした。
 13カ所のうちっ宮城県石巻市雄勝町大須では、地元の「大須浜祭り」と同時に開催。灯籠を流した後、午後7時に公式テーマ曲「赤とんぼ」のリズムに合わせて打ち上げを始めた。赤と青、緑を中心とした花火約1000発が漁港の夜を彩った。
 訪れた約500人は、歓声を上げたり、静かに見詰めたりした。
 市大須中3年の阿部冴香さん(14)は「大須は普段人が少ない場所なので、花火は人が集まるきっかけになって良かった。震災犠牲者を追悼する気持ちが伝わってきた」と語った。


2016年08月12日金曜日


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