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<リオ五輪>サッカー、攻撃は世界に通用

◎プロの目/平瀬智行

 日本は1試合ごとに強くなっていった。
 2試合目のコロンビア戦でいい試合をしていたし、ヨーロッパ王者のスウェーデンとの戦いでもチャンスをつくり、シュートまでいっていた。左サイドを大島がドリブルで崩して矢島が決めた先制点は素晴らしかった。
 守りでは、ロングボールを多用するスウェーデンに対し、しっかり対応していた。1次リーグを振り返れば、やはり初戦で5失点したナイジェリア戦がもったいなかった。手足が長く、個人での突破ができる選手が多いナイジェリアやコロンビアのようなチームをどう守るかは、今後の日本の課題になる。
 攻撃面では3試合を通じ、世界でも通用するクオリティーの高さを示した。強豪がそろうB組の中で、最多の計7得点を記録した。中盤から前の選手は足元の技術があるし、多くの選手が、誠さん(手倉森監督)が意図する細かいパスワークや、守備からの攻撃を実践していた。
 外からも、中央からも細かいパスで崩す多彩な攻撃を決勝トーナメントでも見たかった。 難しいアジア最終予選を勝ち抜いた自信を得て、「谷間の世代」と言われた選手たちが成長した。代表選手たちは、このいい流れに乗り、Jリーグで実力を発揮してほしい。将来のA代表を背負っていく上で、さらなる成長が楽しみだ。
 4年後の東京五輪代表の主力となるU−19(19歳以下)の選手たちは、自国開催ということでものすごいプレッシャーを感じることになる。それに打ち勝つ精神力が求められる。開催国で予選が免除されれば、さまざな国との試合を通じて力をつけないといけない。
(ベガルタ仙台アンバサダー)


2016年08月12日金曜日


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