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<富谷市移行>出張所から消防署に昇格案

消防署への昇格が見込まれる黒川消防署富谷出張所

 10月10日に市制移行する宮城県富谷町に消防署が誕生する見通しとなった。同町には黒川地域行政事務組合消防本部の黒川消防署富谷出張所が設置されているが、事務組合は同出張所の10月昇格案を事務組合の議会に提示しており、25日に開かれる臨時議会で、関係条例の改正案などが審議される。
 宮城県大和、富谷、大郷の3町と宮城県大衡村の4町村でつくる事務組合では4首長による理事会で、富谷町の人口増や市制移行を議論。新富谷市と大和町南部の消防力強化のため、富谷消防署昇格がふさわしいと判断した。
 10月1日の昇格を想定しており、消防本部の組織は1署3出張所から2署2出張所となる。人事異動は年度途中のため小規模にとどめ、消防本部(計140人)の予防課を減員して富谷消防署に1人増員し、年度内は31人体制で運用する。
 事務組合では本年度、富谷出張所の救急車を1台増車、2台にしていた。事務組合の佐野英俊助役は「段階的に体制の充実を図ってきたが、消防署昇格となれば、大幅な指揮権限強化と事務処理の簡素化が期待できる」と説明する。
 25日の臨時議会では関係条例改正案と設置に伴う16年度一般会計補正予算案が議論される。若生裕俊町長は「富谷消防署昇格は住民要望の高かった項目のひとつ。安全安心な暮らしの実現に向けて体制が強化されるのは心強い」と話している。


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2016年08月13日土曜日


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