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<震災5年5カ月>2横綱 復興土俵入り

被災者らの前で土俵入りする白鵬関

 東日本大震災の被災地支援活動の一環として、日本相撲協会は12日、名取市閖上地区の犠牲者を悼む慰霊碑の前で、白鵬関と日馬富士関による「復興横綱土俵入り」を実施した。
 両横綱は露払いと太刀持ちを従え、掃き清められた慰霊碑前の土の上に登場。順番に土俵入りを披露した。両横綱が四股を踏むたび、詰め掛けた市民ら約1000人が一斉に「ヨイショ」と掛け声を発した。
 両横綱と相撲協会幹部は土俵入りに先立ち、慰霊碑に献花した。
 白鵬関からサインをもらった仙台市大野田小3年福徳克将君(8)は「みんなのために土俵入りを見せてくれる白鵬関はいい人」と感激していた。
 白鵬関は「『ありがとう』と声を掛けられ、こちらが勇気づけられた」と語り、日馬富士関は「心を込めて土俵入りをした。震災から5年5カ月たつが、相撲を通じて勇気づけたい」と話した。
 復興横綱土俵入りは仙台市太白区の市体育館で12、13の両日にある大相撲夏巡業「仙台場所」(河北新報社など主催)に合わせ、相撲協会が名取市に打診し、実現した。


2016年08月13日土曜日


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