宮城のニュース

<楽天>島内殊勲 ここぞで集中サヨナラ打

11回東北楽天無死満塁、島内が左越えにサヨナラ打を放つ。左は日本ハム6番手鍵谷(伊深剛撮影)

 東北楽天の島内が4時間21分の熱戦に終止符を打った。3−3の延長十一回無死満塁から、自身2季ぶり2度目のサヨナラ打。「早く終わらせたかった」。仲間から祝福の水を浴びせられ、びしょぬれになりながら柔和な笑顔を振りまいた。
 終盤は両軍決め手を欠く展開。この回、先頭の銀次は「球場のどよーんとした空気にのまれたらまずい。沈黙を破ってやろう」と燃えた。右中間二塁打で好機を演出。暴投で無死三塁となると、相手ベンチは2者を敬遠する満塁策に出た。
 「犠飛でいい場面。ストライクゾーンは振りにいこう」と打席へ。球種やコースを絞らず、バットの芯に当てることに集中した。3球目の速球を捉えた打球はぐんぐん伸び、左翼手の頭上を越えた。
 昨季は左脚のけがなどで戦力になり切れなかった反省から、オフに体重を7キロ増やすなど肉体改造に取り組んだ。この結果、「飛距離が伸びた。犠飛は高い確率で打てる」と試合を決める自信はあった。
 守りでは十回2死一、二塁で、大野の中前へ落ちそうな打球に飛び付き好捕。攻守に輝いたリードオフマンは「一つ一つ勝って3位を狙う」と力を込めた。(佐藤理史)


2016年08月13日土曜日


先頭に戻る