福島のニュース

<インターハイ>富岡・ふたば未来学園勢V

山沢直貴
仁平菜月

 中国インターハイ第16日は12日、ジップアリーナ岡山などで2競技が行われ、バドミントンのシングルス男子が山沢直貴、女子は仁平菜月と男女とも連合チーム、福島・富岡・ふたば未来学園勢が優勝した。仁平は同じチームの高橋明日香を下し、山沢は小野寺雅之(埼玉栄)を退けた。
 カヌーのスプリント・カヤックフォア(200メートル)は男女とも谷地(山形)が勝ち、同500メートルに続いてアベック優勝となった。

 <「小6以来の全国優勝」山沢大喜び>
 バドミントン男子シングルスで初優勝を飾った山沢(福島、富岡・ふたば未来学園)は「小学6年以来の全国優勝。うれしい」と大喜びだった。
 ダブルスは準決勝で敗れたばかり。結果に落ち込みながらも「相手の小野寺はダブルスも決勝まで進んで疲れているはず」と気持ちを切り替えた。「足がしっかり動いた」と運動量で上回り、強烈なスマッシュに加えてネット際でも積極的に仕掛け、2−0のストレートで小野寺を退けた。
 小学校卒業後に大阪を離れ、選手強化に力を入れている富岡一中へ入学。東日本大震災による東京電力福島第1原発事故の影響で福島県猪苗代町に拠点を移し、練習を重ねてきた。「世界中の人に応援される選手になりたい」と理想の姿を思い描く。

<仁平、集中力で後輩上回る>
 富岡・ふたば未来学園(福島)同士の決勝となったバドミントン女子シングルス。3年仁平が成長著しい2年高橋の挑戦を2−0で退けた。勝負を分けたのは「誰が相手でも自分のプレーをしようと思った」と振り返る集中力の差だった。
 得意のネット際で仕掛けようとする高橋をロブや強烈なスマッシュで後方に押し戻し、ラリーで主導権を握った。「好機が来るまで粘ろう」という狙い通り、ミスを誘い得点を重ねた。「苦しい時も我慢して自分のプレーを続ける大切さを伝えられたかな」と仁平。主将として仲間を引っ張る責任感がにじむ。
 富岡は本年度限りで休校となり、来年度はふたば未来学園単独で臨む。女子団体に続く2冠に仁平は「支えてくれた方に優勝を報告できてうれしい」と喜び、高橋も「私も『富岡魂』で頑張りたい」と応えた。


2016年08月13日土曜日


先頭に戻る