宮城のニュース

<盆の入り>被災地の祈り風に吹かれて

津波の傷痕が残る墓地を訪れ、先祖の墓前で手を合わせる夫婦=13日午前10時すぎ、仙台市若林区荒浜の浄土寺

 盆の入りの13日、東北各地の寺院には家族連れなどが墓参りに訪れた。東日本大震災から6度目の夏を迎えた被災3県の沿岸部でも、震災犠牲者ら大切な人をしのんだ。
 津波の傷痕が残る仙台市若林区荒浜の浄土寺では、檀家(だんか)らが墓の周りを掃き清め、花や線香を供えて手を合わせた。妻、長男と共に、震災前に亡くなった母方の祖母を供養した多賀城市の会社員関本秀樹さん(44)は「流された墓の再建は6割方進んでいるが、墓の周囲は変わっておらず、風景がさみしい」と話した。
 仙台管区気象台によると、13日は宮城を除く5県で真夏日を観測する暑い一日に。14日は高気圧に覆われて晴れるが、その後は気圧の谷や湿った気流の影響で曇りや雨となる見込み。


関連ページ: 宮城 社会

2016年08月14日日曜日


先頭に戻る