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<リオからボンジーア>無法地帯

 世界のメディアが集うメインプレスセンターが無法地帯となっている。開幕前、建物の隅に喫煙所があった。愛煙家たちはそこに集まり一服。日本でもなじみの光景だ。
 日がたつごとに喫煙所の存在感は薄れ、どこでもお構いなしにたばこの煙が立ちこめる。吸い殻のぽい捨ては当たり前。火が付いたまま捨てられたたばこを見掛けたこともあった。嫌煙家の記者には苦痛でしかない。ただ、モラルの問題で済まない事例もある。
 量り売りをする食堂。会計の列を待ち切れず、つまみ食いをする者が絶えない。店員が見ていない隙にポテトを口に放り込む。日本で言えば、悪質な万引と同じだ。
 日本を離れると、何でも許される雰囲気が漂うのに気付く。現地入りして間もなく2週間。生活に慣れてきた今だからこそ、気を付けないと。自戒を込めて。
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 「ボンジーア」はポルトガル語で「おはよう」の意。
(リオデジャネイロ・剣持雄治)


2016年08月14日日曜日


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