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<地域医療>仙台二高生 現場で学び考える

生徒が地域医療の現状などに理解を深めた医師との懇談会

 大学の医学部進学を目指す仙台二高の「医進会」のメンバー19人が宮城県栗原市栗原中央病院を訪れ、現役の医師らから地域医療の課題や病院勤務の現状などを教わった。
 19人はいずれも2年生で3、4の両日に訪問した。4日は石田健司副院長が講話し、高齢者の在宅生活を支えるため医療や介護などが連携する「地域包括ケア」の重要性を解説。「健康寿命を伸ばす地域医療は、地方の活力を生む上で今後ますます重要になる」と語った。
 研修医2人との懇談では、医師に必要な資質や地方勤務のメリットなどを生徒が自由に質問した。2人は「手術では知識より体力が問われる」「地方は医師が少ないため、即戦力としてあらゆる現場に立ち会える」などと回答、生徒たちは熱心にメモを取っていた。
 メンバーの佐藤宏哉さん(16)は「もともと地域医療に関心があったが、現場の声を聞いてさらに興味が湧いた」、桜庭知美さん(17)は「地方は患者との距離が近いと知り、自分に合っていると感じた」と語った。
 同校による栗原中央病院への訪問は6回目。医師を志す若者に地域医療の一端を知ってもらおうと、同病院との共催で2011年から毎年実施している。


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2016年08月15日月曜日


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