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<リオ五輪>陸上1万m 村山30位

男子1万メートル 30位に終わった村山(左)

 1万メートルは大迫傑(ナイキ・オレゴンプロジェクト)が27分51秒94の17位、設楽悠太(ホンダ)が29位、村山紘太(旭化成、宮城・明成高−城西大出)は30位。ファラー(英国)が27分5秒17で2連覇した。走り幅跳びはヘンダーソン(米国)が8メートル38で制した。

◎世界と差「まだまだだな」

 五輪初レースは厳しい現実を突き付けられた。男子1万メートルで30位に沈んだ村山は「自信はあったが、結果が残念。ちょっと悔しい」。悲哀を通り越して、さっぱりとした表情で振り返った。
 2000メートル付近まで6番手につけ、トップ選手と肩を並べた。レース前、双子の兄謙太(旭化成、宮城・明成高−駒大出)から「前でしっかり勝負して、どれだけやれるのか体験してこい」と激励され、積極的に前に出る。「序盤はいい感じでできていた」。目標の入賞に向け、幸先のいいスタートは切っていた。
 世界との差を感じたのはペースの変化だった。アフリカ勢を中心にトップの数人が細かいギアチェンジで大集団を振り落としにかかる。3000メートル過ぎに遅れ出すと、先頭の背中がどんどん小さくなった。
 しっかりと積んできた練習の想定を超えるハイペース。「まだまだだな。もう一度見直さないといけない」と出直しを誓った。
 謙太とは「日本の長距離界を引っ張り、世界と戦おう」と誓い合う。一足先に踏み入れた4年に一度の舞台。大きな宿題を見つけた日本記録保持者は「やることはたくさんある。またチャレンジしたい」と額の汗をぬぐった。(リオデジャネイロ・剣持雄治)


2016年08月15日月曜日


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