岩手のニュース

<牛飼い女子会>畜産元気に 肥育情報を共有

各地の「牛飼い女子」が意見を述べ合った情報交換会

 岩手県内の牛の肥育や酪農に携わる女性同士が意見を交わす「牛飼い女子会」が、盛岡市のホテルであった。約120人が参加し、牛の体調管理、分娩(ぶんべん)事故対策、子牛の離乳方法、家族の時間のつくり方の4テーマで情報を交換した。
 牛飼い女子会は生産者間のネットワーク形成を支援する県の「元気な牛飼い女子応援事業」の一環で、今年で2年目。6月末現在の会員は250人で、グループごとに県産牛乳や牛肉を使った商品開発、観光地との連携に取り組んでいる。
 会合では県農業共済組合北部地域センターの田高恵獣医師が講師となり、牛の衛生管理や餌の工夫をアドバイス。「安定した搾乳や病気予防には、牛の生理メカニズムに合った飼育が重要だ」と話した。
 県によると、肥育と酪農を合わせた畜産農家世帯は今年2月末現在で5860戸。生産者の高齢化や担い手不足から10年間で半減した。
 黒毛和牛を生産する紫波町の「いわて中央牛愛女子会」代表の藤原恵子さん(63)は、「地域によって飼育方法に違いや工夫があって刺激になる。切磋琢磨(せっさたくま)して岩手の畜産を盛り上げたい」と語った。


関連ページ: 岩手 社会

2016年08月15日月曜日


先頭に戻る