青森のニュース

藍染めTシャツ 震災遺児を応援

藍染めTシャツを手にする竹内さん

 東日本大震災遺児の育英資金に役立てようと、青森市で革製品店を経営する竹内斉さん(49)が藍染めのTシャツと手拭いを製作した。計60点を7月にインターネットなどで販売すると、あっという間に完売した。収益金はあしなが育英会に寄付する。
 いずれも竹内さんが青森市内で栽培する藍を使い、一枚一枚丁寧に染め上げた。葉の部分を多く使うことで通常の藍染めに比べて色が薄く、水色のような風合いが特徴だ。
 震災直後の2011年夏には、釜石市で炊き出しのボランティア活動にも参加した竹内さん。「震災の記憶が薄れつつある中、何かできないか」と考えていた昨年、被災地への支援活動を続けている五所川原市の法永寺副住職小山田和正さん(45)から製作を提案された。
 竹内さんは「仕事の合間の作業は大変だったが、震災や被災者の存在を忘れないためにも今後も継続したい」と話す。来年の製作に向け、今月下旬には小山田さんらと藍を収穫する予定だ。


2016年08月16日火曜日


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