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<仙台東西線>需要予測 市「妥当で適切」

 仙台市は16日、市地下鉄東西線の1日平均利用者が開業から半年間で約4万8000人にとどまり、需要予測を下回った責任を追及する仙台市民オンブズマンの公開質問書に対し、「予測当時の最新データや社会経済情勢を反映し、妥当な手法で適切に予測した」と回答した。
 質問書では現在の利用状況が続いた場合、赤字補填(ほてん)のための一般会計からの繰り入れがどの程度増えるかも尋ねたが、市は「(繰り入れだけでなく)起債もある」として、具体額などを回答しなかった。
 取材に対し、市交通局の担当者は「債務が膨らんでもキャッシュフローに問題は生じない」と説明。オンブズマン事務局長の畠山裕太弁護士は「現状を正しく認識せず、質問に答えない態度が市の体質を表している」と批判した。
 市は2003年の国への東西線事業許可申請で、初年度の利用者を11万9000人と予測。12年に8万人に、開業後の今年2月には5万7000人にそれぞれ下方修正した。オンブズマンは7月13日に質問書を提出した。


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2016年08月17日水曜日


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