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介助ミスで女性死亡 国立病院機構を遺族提訴

 仙台医療センター(仙台市宮城野区)に入院していた女性=当時(83)=が死亡したのは病院側の介助ミスが原因だとして、東京都の遺族が16日までに、センターを運営する独立行政法人国立病院機構(東京)に約3020万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。
 訴えによると、女性は2012年8月に入院し、肝細胞がんの手術を受けた。約1カ月半後、看護師の介助でトイレに向かう途中、バランスを崩して後頭部から転倒。硬膜下血腫などを経て、同12月に急性腎不全で死亡した。
 遺族側は「看護師が十分注意せず、女性の腰を支えていた手を放したのが転倒事故の原因。肝疾患だけなら急激に死に至ることはなかったはずだ」と主張。機構側は事前交渉で過失を認め、一定の補償額を提示したことも指摘した。
 同機構広報文書課は「コメントは差し控え、裁判手続きを進める」と述べた。


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2016年08月17日水曜日


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