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<チョコ昏睡強盗>元薬科大生「仕事感覚」

 出会い系サイトで知り合った男性に睡眠薬入りの手作りチョコレートを食べさせたとして、昏睡(こんすい)強盗の罪に問われた元東北薬科大生の小浜翠(みどり)被告(24)=秋田県横手市=の公判が16日、仙台地裁であり、被告は「睡眠薬を男性に飲ませ、盗んだクレジットカードを使うまでが一連の仕事のような感覚だった。やめられなくなっていた」と語った。
 被告は犯行のきっかけを「ニュースで(類似の強盗)事件を見て面白そうだと思った」と供述。昨年春から逮捕までの約3カ月間で被害者数を「約10人」と明らかにし「『一仕事やってやるぞ』という気持ちで会い、成功するとゲームをクリアしたような感覚だった」と説明した。
 男性に会う際は毎回異なる偽名を使い、睡眠薬は即効性の高い種類を医師の父親に送らせて入手したという。盗んだカードは「洋服や装飾品の購入に使った」と認めた。検察側はさらに、被告が現金計約100万円をキャッシングで得ており、美容整形手術を予定していたと指摘した。
 起訴状によると、被告は昨年6月11日夜、仙台市内の居酒屋で県外の50代の男性会社員に睡眠薬を飲ませ、寝入った隙に財布からカード3枚を奪い、不正に使ったとされる。別の40〜50代の男性3人に対しても同じ罪で起訴されている。


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2016年08月17日水曜日


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