宮城のニュース

<伊治城>祭りで再認識 来年築城1250年

子どもたちが神楽などを披露した「ふれあい祭り」

 大和朝廷が陸奥国経営の拠点とした宮城県栗原市築館の伊治城完成から来年で1250年になるのを受け、節目を祝う「ふれあい祭り」が15日、城跡近くの旧富野小体育館で初めて開かれ、地域に伝わる神楽などが披露された。
 城跡周辺の5行政区の約70人が、ステージで神楽や民謡などを発表。色鮮やかな衣装に身を包んだ稚児が家内安全や五穀豊穣(ほうじょう)を祈る伝統の「鶏舞」もあり、会場を盛り上げた。
 主催した富野地域づくり協議会の斎藤義憲会長(73)は「来年は記念の年。古里の歴史や文化を考える機運を高めてほしい」とあいさつ。築館中1年の三浦悠悟君(13)は「小学校で習った伊治城の存在を久々に思い返した。若い世代が語り継いでいかなければならないと感じた」と話した。
 767年築城の伊治城は儀式を執り行う政庁、役人が実務に当たる内郭、住居群の外郭で構成。東北の古代律令体制の成り立ちを探る上で重要とされ、城跡が2003年に国史跡に指定された。


関連ページ: 宮城 社会

2016年08月17日水曜日


先頭に戻る