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<鳴瀬流灯花火大会>灯籠・大輪 哀悼の輝き

震災の犠牲者らを慰霊し、夏の夜空を彩った花火大会

 送り盆の16日夕、宮城県東松島市小野の鳴瀬川河川敷で、東日本大震災の犠牲者や先祖を慰霊する「鳴瀬流灯花火大会」があった。
 震災で亡くなった大切な人への思いや先祖の名前を記した灯籠約500個が船から川に流され、オレンジ色の明かりが川面を淡く染めた。午後7時の開始直前に台風7号の接近による雨となり、堤防に集まった市民らは傘を差して揺れる灯を静かに眺め、祈った。
 花火大会では約1000発が打ち上げられ、市民は夜空を彩る大輪に哀悼の思いを重ねた。
 主催した鳴瀬流灯保存会の片岡健治会長(68)は「地域住民の心に深く染み込んでいる行事。後世に長く残したい」と話した。
 送り盆の恒例行事で、今年で94回を数えた。震災の影響で2011年は中止となったが、12年に再開された。


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2016年08月17日水曜日


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