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<甲子園>9回猛攻 意地見せる

盛岡大付―鳴門 鳴門に惜敗し、うなだれる盛岡大付ナイン

 6点を追う盛岡大付が最後に意地の反撃を見せたがあと一歩、及ばなかった。
 5−11で迎えた九回、「アウトになるな。10連打ぐらいしてこい」。関口監督のハッパがベンチに響く。先頭菅原の左翼線二塁打を口火に、植田の左前打で無死一、三塁。そして4番塩谷が左翼席に3点本塁打を放った。この間、わずか6球の出来事だった。
 1死後、二橋が左前打。走者が出ると球場の歓声が高まる。1−5の五回には3安打などで4点を奪い同点にしている強力打線が、七回から救援した鳴門の主戦河野を威圧。この後、3連続四球による押し出しで2点差に迫った。
 なお1死満塁の好機に、打席は石橋主将。「振れば安打になると思って振った」が、投ゴロ併殺打でゲームセット。「みんながつないでくれたのに打てなかった」と涙に暮れた。
 この日2安打2打点の菅原は「チームのために最大限のプレーはできたが、負けたことに悔いが残る」と話したが、最後まで諦めない姿勢は甲子園ファンの心をつかんだ。グラウンドを去るナインに送られた万雷の拍手が何よりの証拠だろう。
 「(九回の猛攻を振り返り)奇跡が起こりそうな気がしたが…」と関口監督。「打って勝つということを最後まで忠実に守ってくれた。よく頑張った」と選手たちをねぎらった。(佐藤将史)


2016年08月17日水曜日


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