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<甲子園>盛岡大付「打線よく粘った」

一塁側アルプススタンドで懸命に声援を送る盛岡大付の野球部員ら

 兵庫県西宮市の甲子園球場で16日に行われた第98回全国高校野球選手権大会第10日の3回戦で、盛岡大付(岩手)は鳴門(徳島)に9−11で敗れ、あと一歩のところで初の8強入りを逃した。一塁側スタンドでは約230人の保護者や野球部員らが最後まで逆転を信じて声援を送った。(11面に関連記事) この日、一般生徒の応援はなかったが、同級生らと駆け付けた2年の白沢七海さん(16)は「県大会初戦から見てきた。勝って次は全校で応援したい」と見守った。祈りが通じたのか、1−5からの五回、塩谷洋樹選手の2点打などで追い付いた。父彰久さん(44)は「チームバッティングをしてくれた。このまま全員で打ってほしい」と願った。
 しかし、七回に勝ち越しを許し、八回には6点差に。応援リーダーで野球部2年の籔内海斗さん(17)は「逆転を信じ、今までより大きな声で応援したい」とメガホンを握り締めた。
 5−11で迎えた九回。「応援が力をくれた」と塩谷選手が左越え3点本塁打を放つと、声援は最高潮に。押し出し四球で2点差に詰め寄ったが、力尽きた。
 今大会では同校初の2勝を挙げた。保護者会の井上誠会長(47)は「盛岡大付らしい粘りを見せてくれた。大会は新たな歴史のスタートとして最高の舞台になった」と選手をたたえた。


2016年08月17日水曜日


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