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<盛岡舟っこ流し>水面の炎に手を合わせて

花火を打ち上げながら北上川を流れる舟っこ

 岩手県盛岡市で江戸時代から続く送り盆行事「盛岡舟っこ流し」(協賛会主催)が16日、同市中心部を流れる北上川の明治橋近くであった。戒名の札を載せた小舟が炎に包まれながら川を下り、市民らは手を合わせて故人や先祖の霊を見送った。
 舟は地元の13町内会がそれぞれ制作。竜を模し、ちょうちんや短冊で装飾した。1隻ずつ点火されると、激しく燃えながら夕暮れの川面をゆっくりと流れていった。盛岡市の看護師斉藤智也さん(23)は「今年もご先祖様が舟っこに乗り、天国まで無事に帰ってほしい」と祈りをささげていた。
 舟っこ流しは先祖の霊を慰め無病息災を祈る伝統行事で、市の無形民俗文化財に指定されている。


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2016年08月17日水曜日


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