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<ドローン>農業用機体の性能確認通過

秋田県農業試験場で産業用無人ヘリコプターとの比較試験に臨む東光鉄工のドローン

 東光鉄工(秋田県大館市)が開発、製造した農業用の小型無人機「ドローン」が、東北のメーカーとしては初めて農林水産航空協会(東京)の性能確認を通過した。
 同協会は農林水産省の外郭団体で、農業用航空機の登録や操縦資格の認定を担う。性能確認を経たことで、農薬の空中散布に必要な機体の飛行性能や散布装置の能力、安全性などが認められたことになる。
 確認を受けたのは4枚プロペラの新型機。1回の飛行で農薬や肥料などの液体8リットルを1ヘクタールに約7分で散布できる。機体と散布装置の合計重量は約10キロで、従来の産業用ヘリコプターの8分の1程度だという。
 農業用ドローンが性能確認を通ったのは4社目。東光鉄工UAV事業部の鳥潟与明シニアマネジャー(63)は「大館を拠点に保守対応できることが強み。農業が盛んな北海道、東北地区に売り込みたい」と話す。
 2飛行分のバッテリーや充電器、液体と粒体それぞれの散布装置がセットで税込み194万4000円。同社は散布量を半分にして価格を抑えた6枚プロペラ機の開発も進めている。


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2016年08月17日水曜日


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