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<ドローン>廃校活用し秋田に専門スクール

校舎内でドローンの飛行練習をする伊藤代表(右)ら

 小型無人機ドローンの操縦方法などを教える「Dアカデミー東北」が25日、秋田県五城目町に開校する。2013年に廃校した同町の旧馬場目小校舎や体育館を活用するため、町は地域の活性化に結び付いてほしいと期待している。
 Dアカデミーは、ドローンの研究開発をする一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の認定スクールで、秋田市の測量会社など2社が6月に設立した会社「スリーアイバード」が運営する。JUIDAの認定スクールとしては東北初となる。
 ドローンの操縦に免許は不要だが、昨年12月に航空法が改正され、公共の場所や農薬散布、測量事業などで活用する際は国土交通省の許可が必要となった。スクールでは、許可条件である10時間以上の飛行経験や安全管理の知識を一括して習得することができる。
 講師はJUIDAの技術認定を受けた3人が担当。カリキュラムは座学(2日間)と実技(2日間)の計4日間で、受講料は29万1600円。
 25日の初回には、測量、土木関係者ら12人が受講を希望。岩手や山形からも問い合わせがあり、受講申し込みは日々増えている。
 旧馬場目小は「町地域活性化支援センター」として再活用されており、遠方からの受講生には町が町内の温泉や宿泊施設を紹介し、交流人口の拡大を図る。
 ドローンのスクールは全国で増えつつあるが、首都圏では騒音や敷地の狭さなどの問題があるという。Dアカデミーの伊藤驍(たけし)代表(秋田高専名誉教授)は「五城目には広い敷地がある上、民家が密集していないため騒音の苦情の心配もない。地域の人と一体となって運営していきたい」と話す。
 申し込みはファクスかメールで。連絡先はスリーアイバード018(893)5860。


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2016年08月17日水曜日


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