宮城のニュース

<リオ五輪>タカマツ絶妙 ラリーで粘り

女子ダブルス準決勝 韓国組と対戦し勝利した、高橋(手前)、松友組

 リオデジャネイロ五輪第12日、バドミントン女子ダブルス準決勝で、世界ランキング1位の高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス、宮城・聖ウルスラ学院英智高出)が韓国のエースペアをストレートで退け、銀メダル以上を確定させた。「世界のトップになりたい」。宮城で誕生した世界ランク1位ペアが、夢の金メダルに王手をかけた。
 相手には5月の国・地域別対抗戦女子ユーバー杯で敗れている。強打に次ぐ強打で攻め立ててくると想定し、「引いたら負ける。前で攻めよう」(松友)と立ち向かった。
 「3本連続で取られるな」。高校時代の恩師、田所光男総監督の教えが大事なところで生きた。相手に流れが傾きかければ、松友がさりげなく間を取り、主導権を譲らない。3連続失点は第2ゲーム、8−5からの1度だけ。そこからラリー戦で粘り、一気に畳み掛けた。
 ロンドン五輪の同種目で日本勢初の銀メダルに輝いた藤井瑞希、垣岩令佳組(青森山田高出)を見て、「悔しいな。自分たちも取れるかも」(高橋)と憧れてきた大舞台。日本に2大会連続のメダルをもたらし、初の頂点を射程に捉えた。
 「あと1試合、やってきたことを全て出し切れるように頑張りたい」とはにかむ松友に対し、高橋は「きょうが一番いい試合だった。決勝でもできれば、いい色のメダルが取れる」ときっぱり。世界のトップまでは、あと1試合を残すだけだ。(リオデジャネイロ・剣持雄治)


2016年08月17日水曜日


先頭に戻る