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「都市の創造性」仙台1位 社会貢献意識旺盛

 東京のNPO法人が実施した都市の「創造性」を測る住民アンケートで、仙台市が東京特別区と政令市の計21都市の中でトップに立った。市民のチャレンジ精神や社会貢献への意欲が旺盛との結果が出て、それを支える個人や団体のネットワークも豊富と評価された。一方、外国人との交流にはやや消極的で、内向き傾向にあるとの課題も浮き彫りになった。
 アンケートはNPO法人イシュープラスデザイン(東京)が昨年12月、インターネットで実施。今年3月に「創造都市インデックス」として結果を公表した。
 創造的な人材の資質を「チャレンジ」「芸術・文化」「次世代育成」「伝統継承」など10項目に分類。「新しいこと、困難なことに挑戦するのが好きだ」などの問いに自分が該当するかどうかを5段階評価で答えてもらった。
 各項目で「非常によく当てはまる」「少し当てはまる」と答えた人の割合を点数化して順位付けした結果は表の通り。仙台市は8項目がトップ5に入り、総合1位となった。2〜5位は静岡、京都、神戸、福岡の各市だった。
 市民の多様なネットワークが都市の創造性を高めるとの観点から、友人の数や所属するグループの数も尋ねた。仙台は地域内と地域外に住む友人数がともに21都市の平均を上回り、「社交的」と評価された。
 半面、仙台の課題も見えた。10項目のうち「異文化交流」は7位で他の項目に比べて低かった。「外国人の友人の数」は平均0.3人と極めて少なく、19位だった。
 結果について、仙台市の市民活動を支援するせんだい・みやぎNPOセンターの青木ユカリ常務理事は「仙台はもともと転出入が多く、東日本大震災を契機に全国との交流も増えた。さまざまな創造的な活動を知ったり、仲間をつくったりしやすい環境なのではないか」と話した。
 アンケートは各都市に3年以上住む20〜64歳の社会人(単身赴任者は除く)が対象。神戸市は800人、仙台など他都市は各400人が回答した。


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2016年08月18日木曜日


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