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<リオ五輪>タカマツ 悲願へあと一つ

女子ダブルス準決勝 韓国組を下した高橋(右)、松友組

 リオデジャネイロ五輪バドミントン女子ダブルスで、第1シードの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス、宮城・聖ウルスラ学院英智高出)が18日(日本時間同日午後11時50分)、世界ランキング6位のデンマーク組との決勝に臨む。現地で観戦している2人の恩師で、聖ウルスラ学院英智高バドミントン部の田所光男総監督は「心配ない」と金メダルを確信している。
 高橋、松友組は1次リーグから準決勝まで5試合を戦い、落としたのは1ゲームだけ。世界ランク1位の貫禄を見せる前評判通りの活躍に、田所氏は「完璧な試合だった」と振り返る。
 銀メダル以上を確定させた韓国組との準決勝。試合前に田所氏が「第1ゲームの前半が勝負。11点取った時点で3点差くらいがちょうどいい」と話した通り、第1ゲームは1−4から冷静に巻き返し、6−6以降リードを許さなかった。
 連続で失点しないことを勝利へのポイントに挙げる田所氏。高校時代には「流れが悪くなったら靴ひもを結び直したり、シャトルを替えたりして間を取り、3連続失点はしないように」と教え込んだ。
 準決勝で3連続失点したのは1度だけ。2連続失点すると、松友がさりげなく間を取る場面も。サッカー大国ブラジル流に言えば「マリーシア(賢さ)」。記録に表れない好プレーに、田所氏も納得顔だった。
 決勝の相手デンマーク組とは過去7勝4敗と分がいい。高橋は「世界ランク1位のプレッシャーはない。それなりのプレーが出せている」と言い、松友は「ずっと世界のトップで戦う相手に、どれだけ通用するのか。試合を楽しみたい」と意気込む。
 宮城で誕生した最強ペアが日本勢初の頂点まであと1勝に迫った。田所氏は「もう1度勝たせたい」と教え子の悲願達成を祈る思いで見詰める。(リオデジャネイロ・剣持雄治)


2016年08月18日木曜日


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