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<リオ五輪>福原 古里の神社に託した思い

卓球女子団体3位決定戦で銅メダルを決めた後、大崎八幡宮のお札を手に笑顔を見せる福原選手(中央)ら

 16日にあったリオデジャネイロ五輪の卓球女子団体で、日本が銅メダルを獲得した。試合終了後、石川佳純、伊藤美誠両選手と並び、観客席に満面の笑みを見せた仙台市出身の福原愛選手の手には、古里の総鎮守大崎八幡宮(青葉区)の「祈必勝」と記されたお札があった。2大会連続のメダルに挑んだ主将の福原選手が試合会場に持ち込み、心の支えにした。
 大崎八幡宮を訪れたのは仙台での代表合宿初日の7月1日。昨秋のワールドカップ仙台大会で来仙した時に「リオ五輪の前にお参りをしたい」と願い出ていた。
 大崎八幡宮は福原選手がかつて七五三でお参りした場所であり、必勝の神様でも知られる。意外にも、ここで必勝の祈願を受けたのは初めてだった。
 参拝にはダブルスを組む伊藤選手、村上恭和監督らも同行。境内には七夕飾りがあり、神社から渡された金色の短冊には「リオからメダルを持って帰ってこれますように」と書いた。合宿に来なかった石川選手には、伊藤選手とお守りを買う気遣いを見せた。
 銅メダルが懸かった3位決定戦の第4試合では、プレー前にかしわ手のように間隔を置いて手をたたき、伊藤選手を励ました。宮司の妻小野目房子さん(64)は「(応援に)愛ちゃんの優しさが出ていた。銅メダルは3人の思いが積み重なった結果」と喜ぶ。メダルは短冊のように金色ではなかったが、3人には何よりも輝いて見えただろう。


2016年08月18日木曜日


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