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H×H冨樫氏ら漫画家5人 広報紙飾る

新庄市出身の漫画家がリレー形式で表紙を飾っている市の広報紙

 山形県新庄市が7月号の広報紙から、表紙に同市の出身やゆかりの人気漫画家5人が描いた新庄まつり(毎年8月24〜26日)のイラストをリレー形式で掲載し、市内外で話題になっている。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産の候補となっている祭りの魅力を市民に伝えるため、5号連続の特集として企画した。
 7月号は、代表作「ドラゴンクエスト 精霊ルビス伝説」がある阿部ゆたかさん、8月号は「HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)」で知られる冨樫義博さんが担当。「思い出の新庄まつり」をテーマに、オリジナルの作品を描いてもらった。
 9月号からは「本家のヨメ」の岡田理知さん、「コンナオトナノオンナノコ」の安彦麻理絵さん、「3月のライオン」の羽海野チカさんの作品を掲載する。
 「広報しんじょう」はA4判で、毎月約1万3900部発行している。今回は評判を聞いた市外の人から「広報がぜひ欲しい」との要望が急増。300部多めに印刷して市役所に置いていたが、数日でなくなったという。
 市町村の広報紙の表紙といえば、地域の写真や話題の人物を載せるケースが多い。新庄市は同市出身の漫画家が多いことに着目し、広報への協力を呼び掛けることにした。
 阿部ゆたかさん(59)=東京都在住=は「企画を聞いた時に、強い作画意欲が湧いた。山車(やたい)を引いていた時間、待機していた時間が現れた絵になった気がする。古里の人に、自分の仕事がどういうものかを分かってもらえたように思う」と喜んだ。
 交渉に当たった広報担当の尾上直樹さん(34)は「漫画を市の活性化につなげたいと考えていた。11月ごろにユネスコの審査があるので、広報紙を通じ、地元の機運を盛り上げたい」と話す。今後も地元出身の漫画家の作品を生かした企画を考えているという。
 広報は新庄市のホームページ(HP)でも見られる。広報紙の郵送は受け付けていない。連絡先は同市総合政策課0233(22)2111。


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2016年08月18日木曜日


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