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<甲子園>聖光学院8強「挑戦者の姿に感動」

六回に追加点を奪い、三塁側アルプススタンドで喜ぶ聖光学院の野球部員ら

 兵庫県西宮市の甲子園球場で17日に行われた第98回全国高校野球選手権大会の3回戦で、聖光学院(福島)は東邦(愛知)を5−2で破り、2年ぶりの8強入りを決めた。同校生徒や野球部員、保護者ら約750人が詰め掛けた三塁側スタンドは大歓声に包まれた。
 太鼓とブラスバンドの演奏に合わせて応援歌を響かせた。ブラスバンド部は部員が3人しかいないため、校内の楽器経験者9人も助っ人として演奏。2年の柴田葵部長(17)は「相手(のブラスバンド)は人数が多いけれど、負けずに選手たちに届くよう演奏する」と気合十分だった。
 試合は一回に1点を先制。二回に追い付かれたが、五〜七回に計4点を奪って突き放した。福島大会で一度も登板がなかった先発鈴木駿輔投手は七回まで1失点と好投した。父の秀さん(47)=東京都練馬区=は「よく頑張っているし、仲間の守備にも助けてもらっている。県代表として恥ずかしくないプレーをしてほしい」と目を細めた。
 八回に1点を返されたが、2回戦で八戸学院光星(青森)に大逆転勝ちした東邦を相手に、九回は反撃を許さなかった。昨夏に三塁手として出場したOBの笠原輝さん(18)=桐蔭横浜大1年=は「力がないと言われてきた代だが、挑戦者として戦う姿に感動した」と誇らしげ。次戦は春夏通じて初の4強進出が懸かるが、「記録は気にせず、今までのように泥くさく頑張ってほしい」と期待を込めた。

 ▽3回戦
聖光学院(福島)100012100=5
東  邦(愛知)010000010=2


2016年08月18日木曜日


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