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<台風7号>東北10市町村で避難指示・勧告

台風7号の大雨の影響で冠水も相次ぎ、床下浸水する民家の倉庫もあった=17日午前7時ごろ、仙台市太白区西の平2丁目

 台風7号が東北の太平洋岸を北上した17日、河川氾濫や土砂災害に備え、東北では岩手県宮古市と同県大槌町が避難指示、青森県野辺地町、岩手県陸前高田市など青森、岩手両県の計8市町村がそれぞれ一部地区に避難勧告を出した。避難準備情報の発令も仙台市や岩手、宮城、福島各県で相次いだ。
 岩手県で2人が軽いけが。各地でJR在来線のダイヤも大幅に乱れた。
 住宅被害では福島市で17棟が床上浸水、19棟が床下浸水。青森県で計5棟が床上床下浸水、宮城県で2棟が床下浸水した。
 避難指示は大槌町が2742世帯、6384人、宮古市が1556世帯、3933人が対象。河川氾濫に備え100人以上が避難した宮古市の津軽石地区自主防災組織の若狭斌(たけし)会長(77)は「例年にない増水で堤防が決壊すれば甚大な被害が出るところだった。東日本大震災の教訓を生かし連携して避難できた」と、大きな被害がなかったことに胸をなで下ろした。
 岩手県矢巾町の東北自動車道では17日午後0時10分ごろ、仙台発盛岡行き高速バスが道路脇の倒木2本に接触。割れたガラスで乗客の20代女性2人がそれぞれ両脚に切り傷を負った。
 山形新幹線は上下28本が運休や区間運休した。国土交通省仙台空港事務所によると、日本航空の仙台発大阪(伊丹)行きなど仙台空港発着の6便が欠航した。
 東北電力によると、16日夜から17日にかけて、青森、岩手、宮城、福島の4県で延べ1万1829戸が停電した。


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2016年08月18日木曜日


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