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<気仙沼漁港>サンマ船13隻 北の海へ

家族らの見送りを受けながら出港するサンマ船

 全国有数のサンマ水揚げを誇る気仙沼漁港(宮城県気仙沼市)で18日、同港を基地とするサンマ船13隻が一斉に出港した。北海道の港で準備し、漁解禁日の20日に出漁する。気仙沼市での水揚げは早くても今月下旬の見込み。
 出港前に恒例の「出船送り」があり、大勢の市民や魚市場関係者が岸壁に駆け付けた。乗組員の家族らは降りしきる雨の中、5色の紙テープを船につなぎ「大漁を祈ってるから」「航海安全を」などと声を掛けて出港を見送った。
 気仙沼漁港の2015年の水揚げ量は1万1770トン(全国3位)で、前年比6割減と振るわなかった。ここ数年、サンマの群れが日本近海に近づく前に、公海で台湾や中国の大型漁船が大量に漁獲していることが一因とみられている。
 第81豊清丸の中舘捷夫漁労長(74)は「サンマの群れが年々薄くなり危機感がある」と打ち明け、「国は早く国際的な漁獲ルールをまとめて外国船と共栄できるようにすべきだ。われわれも漁に全力投球する」と力強く語った。


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2016年08月19日金曜日


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