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<ドクターヘリ>宮城県 10月28日運用

 宮城県が、今年秋の導入を目指してきた救急医療用ヘリコプター(ドクターヘリ)の運用を10月28日に始める方針を決めたことが18日、分かった。県内全域をカバーし、救急搬送された患者の早期治療に当たる。9月上旬以降、県内の各消防本部と連携して実機を使った訓練を行う。
 ドクターヘリの格納庫は、基地病院の一つ、国立病院機構仙台医療センター(仙台市宮城野区)の敷地内に整備中。もう一つの基地病院となる東北大病院(仙台市青葉区)と、同センターに交代でヘリが待機し、消防本部の要請を受けて医療スタッフが乗り込み出動する。悪天候時と夜間を除き毎日運航する。
 県内各地には、患者を搬送してきた救急車とドクターヘリが落ち合う臨時離着陸場(ランデブーポイント)を設定する。ヘリポートや学校のグラウンドなど379カ所が候補地で、県が地権者らと調整している。
 ドクターヘリは医療機器を備え、医療スタッフが同乗する。100キロ圏内でも片道30分で移動でき、ランデブーポイントでも応急措置を施せるため、患者の救命率向上や後遺症軽減につながると期待されている。
 運用開始前の実機訓練は県内12の消防本部ごとに実施。出動要請や飛行、着陸の流れなどを確認する。ドクターヘリの運用を住民に周知するため、7カ所で訓練を市民向けに公開する。
 東北では、宮城以外の5県で計6機のドクターヘリが運用されている。


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2016年08月19日金曜日


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