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<リオ五輪>タカマツ金 世界1位の強さ証明

女子ダブルス決勝 デンマークのリターユヒル、ペデルセン組を破って金メダルを獲得した高橋(奥)、松友組

 リオデジャネイロ五輪第14日、バドミントン女子ダブルスの高橋礼華(26)、松友美佐紀(24)組=日本ユニシス、宮城・聖ウルスラ学院英智高出=は決勝でデンマーク組を2−1で下し、日本バドミントン史上初の金メダルに輝いた。
 世界ランキング1位、第1シードの強さを証明してみせた。女子ダブルスで、高橋、松友組が初の五輪で夢の金メダル。2008年北京五輪4位、12年ロンドン五輪銀メダルと着実に育まれてきた日本女子ダブルスの系譜を受け継いだエースペアが歴史を塗り替えた。歓喜に沸く会場で2人の笑顔がはじけた。
 「プレッシャーはない。いい色のメダルを取る」と高橋が力強く宣言した通り、決勝の緊張感を全く感じさせない連係が勝因だ。
 1次リーグで硬さのあった松友が強弱を付けながらシャトルを散らし、相手を揺さぶる。好機とみれば、高橋が持ち味の強打で得点を重ねた。
 「コンビネーションが強み」という2人。得意の攻撃パターンに限らず、時には松友のスマッシュ、高橋の巧みなラケットワークで主導権を譲らなかった。
 技術以上に体力と根気が求められる大一番で、光ったのは高校時代の練習だ。「駅伝部」と呼ばれるほど、シャトルを打つよりも走ることに練習時間を割く。「おかげで脚をつったことがない」と高橋が言えば、松友は「気持ちの面で強くなった」。勝負どころでの粘りは相手より一枚上だった。
 ロンドン五輪の同種目で日本勢初の銀メダルに輝いた藤井瑞希、垣岩令佳組(青森山田高出)を見て、「自分たちも取れるかも」(高橋)と、憧れを抱いていた舞台。内に秘めた反骨心がメダルの色をより輝かせた。(リオデジャネイロ・剣持雄治)


2016年08月19日金曜日


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