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ネットやゲーム依存 キャンプで克服

医師(右)の指導の下、ネットやゲームの正しい利用方法を考えるワークショップに参加した男子中学生

 スマートフォンなどによる小中学生のインターネット依存を改善させるためのキャンプが、秋田県由利本荘市の岩城少年自然の家で行われている。ネット依存の傾向が見られる秋田県内の中学1年の男子生徒2人が、16〜22日の6泊7日で、野外活動やワークショップなどネット環境から離れた生活を送っている。
 男子生徒2人は18日、小児科医の指導の下、ワークショップに参加。サポート役の養護教諭、ボランティアの大学生と、ゲームをすることやネットを使うことの善しあしを話し合った。2人からは「ネットを通して友達ができる」「依存症になると人とコミュニケーションが取れなくなる」などの意見が出された。
 ワークショップの後、男子生徒の一人は「ネットを使う時間を減らせばネット上の友達は減るかもしれないが、外で遊ぶ友達ができる」と前向きに捉えた。
 キャンプは、県教委が2018年度までの3カ年事業として本年度始めた。男子生徒2人はキャンプファイアや海釣り、野菜の収穫などを体験し、医師のカウンセリングも受ける。12月にも1泊2日のキャンプを行い、家族を交えて改善状況を確認する。
 県教委の村井史人社会教育主事は「ネット依存になると引きこもりになることもある。キャンプをきっかけに自分の生活を見直してほしい」と期待する。


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2016年08月19日金曜日


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