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<蔵王産ナシ>病害、霜害で収量減 出荷開始

初出荷に向け、幸水の選果作業が始まった

 宮城県内一のナシ産地として知られる蔵王町で19日、わせの主力品種「幸水」の出荷が始まった。今年は病害と霜害が重なり、ナシの生産量は平年の約1500トンを下回る見通し。
 同町円田のみやぎ仙南農協蔵王地区梨選果場には関係者約70人が集まり、神事で作業の安全を祈った。農家の女性たちが幸水を1個ずつレーンに載せ、光センサーなどで甘さや大きさを選別し、箱詰めした。
 幸水は低温多雨の影響で果皮に黒い斑点ができる「黒星病」が多発し、収量は平年の8割減という。同農協蔵王地区ナシ部会長の我妻茂さん(61)は「収量は少ないが、糖度や玉の張りは平年並み。何とかここまでこぎ着けることができて良かった」と話した。
 収穫は「豊水」「あきづき」「新高」と10月末まで続くが、春に霜害があった影響で、選果場への集荷量は昨年より3割ほど少ない約800トンとなる見込み。


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2016年08月20日土曜日


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