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<リオ五輪>意志の高橋、和みの松友

全日本総合選手権でプレーする聖ウルスラ学院英智高時代の高橋(奥)、松友の両選手=2008年11月、東京都内

 高橋、松友の両選手は宮城・聖ウルスラ学院英智高で腕を磨いた。当時の2人を知る友人、恩師も日本バドミントン史上初となる金メダル獲得の快挙を喜ぶ。
 奈良県出身の高橋選手は聖ウルスラ学院英智中に入学。中学時代の級友で、バドミントン部で6年間一緒だった菅野友さん(26)=茨城県筑西市=は「明るくて元気いっぱい。みんなのリーダーだった」と語る。
 高校では主将。人前で努力する姿を見せないタイプで、意志の強い選手だった。「ロンドン五輪の前からリオには出ると断言していた。有言実行型。今回、最高の結果を残した」。金メダル獲得の瞬間、菅野さんは味わったことのない感動に包まれたという。
 高橋選手の1学年後輩の松友選手は徳島県の中学を卒業し、宮城へ。高校時代の3年間、担任を務めた佐藤雄二教諭(48)は「バドミントンをしているとは思えないほど物静かで、周囲を和ませる存在だった」と懐かしげに振り返る。
 学業も優秀で上位の成績を維持した。遠征などで長期間学校を離れる際は各教科の教諭を回って「ご迷惑をお掛けします」とあいさつ。帰った直後の日本史の試験で満点を取り、周囲を驚かせたことがあった。
 リオ五輪の決勝で2人は劣勢をはねのけて頂点に駆け上がった。菅野さんは「本当にお疲れさまと声を掛けたい」、佐藤教諭は「前向きに頑張ってきたことが金メダルにつながった」と2人をねぎらった。


2016年08月20日土曜日


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