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<楽天>安楽堂々 7回無失点、今季初勝利

オリックス戦に先発し今季初勝利を挙げた東北楽天・安楽

 東北楽天の安楽が大きな1勝を手にした。待望の今季初勝利は、球界を代表する存在の金子に投げ勝っての“金星”。4月以降投げ合って2度とも敗れたが、三度目の正直で投手戦を制した。来年以降のエース候補と期待される高卒2年目は試合後、「何とか勝ちたい気持ちでマウンドに上がった。金子さんに投げ勝ったのは自信を持っていい」と充実感に満ちていた。
 先に失点せず粘った。五〜七回と毎回先頭を出しても耐えた。中でも最大の見せ場は六回2死三塁での糸井。「今までなら球が高めに浮いて打たれていたが、『歩かせてもいい』ぐらい冷静な気持ちでいられた」。直球を続けて打ち取れなかった中での8球目、誘い球の内角スライダーで空振り三振に仕留め、グラブをたたいて喜んだ。
 変化球主体の投球で成長の跡を見せたシーンでもあった。剛腕のイメージが強いが、この日は102球のうち半数以上が変化球。「内角のスライダーは打者の頭にあまりなかっただろう」と振り返る通り、六回の糸井以外も勝負球のスライダーで打ち損じを誘った。
 安楽は、金子との過去の投げ合いからエースの在り方を肌で感じ、「勉強させてもらった」。今回の勝利に梨田監督は「金子相手に投げ勝ったのは価値がある」と、19歳のさらなる成長を予感したようだった。(浦響子)


2016年08月20日土曜日


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