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美術館と銀行支店 一体的に整備開発へ

協調開発に向けて覚書を締結した成田頭取(左)と小林市長

 青森県八戸市と青森銀行(青森市)は19日、市美術館と青森銀八戸支店がある市役所近くの区画を一体的に開発し、意匠や外観などを合わせた新しい美術館と支店を区画内に移転整備する覚書を締結した。文化施設と金融機関の協調開発は珍しいという。
 市美術館と周辺の八戸消防署旧庁舎など市有地約6700平方メートルと、八戸支店約2300平方メートルを合わせた計約9000平方メートルを活用する。新美術館と新八戸支店は景観を合わせ、公園も含めて一体的に開発する。
 事業費は新美術館が約20億円を見込み、新八戸支店は未定。美術館は2018年春までに設計を終え、土地は等価交換する。両施設とも20年春完成を目指す。
 市美術館は1969年建設の旧八戸税務署庁舎を全面改装し、86年に開館。老朽化に加え、構造上の問題から展示や作品搬入の制約が大きかった。八戸支店も69年建設で、建て替えを控えていた。市が昨年夏に一体的開発を打診し、青森銀も今年7月に了承した。
 市役所での覚書締結後、小林真市長は「どのような建物空間が生まれるか楽しみだ」と語り、青森銀の成田晋頭取は「市と共にまちづくりに取り組めるのは地域金融機関としてありがたく感じる」と話した。


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2016年08月20日土曜日


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