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<山田病院>高台に再建 9月外来診療開始

再建された県立山田病院

 東日本大震災の津波で被災した岩手県山田町の県立山田病院が再建され、現地で19日、落成式があった。9月1日に外来診療と入院受け入れを始める。
 新病院は以前の場所から2.4キロ南に造成された標高約30メートルの高台に建設された。災害時の停電に備えて全施設を3日間維持できる自家発電機を整備した。鉄筋コンクリート2階で延べ床面積は3528平方メートル。総工費は約20億円。
 病棟は50床。常勤医は内科3人、外科1人で震災前の外科、整形外科各1人より増えた。小児科、整形外科、眼科、リハビリ科も応援医師が診療する。
 病院周辺には消防署と交番を建設する。防災集団移転の高台団地(162戸)も隣接地に造成中で、復興と防災の中核エリアとなる。
 式では達増拓也知事が「災害に強い病院として新たにスタートする。今後も医療の再生と地域の再建に取り組む」とあいさつした。
 宮本伸也院長は「入院できるようになり、町民には便利になる。いい医療を提供できるよう頑張りたい」と意気込みを語った。
 旧病院は津波で1階の天井付近まで浸水し、無事だった2階で診療を続けた。2011年7月に町民総合運動公園敷地内の仮設診療所で保険診療を再開した。
 沿岸の県立病院再建は、4月の大槌病院(大槌町)に続き2件目。残る高田病院(陸前高田市)は17年度の開院を目指す。


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2016年08月20日土曜日


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